災害対策 蓄電池の最近の傾向

新築戸建て住宅で増える蓄電池の導入が、密かに話題になっている。


ますます近年大手ハウスメーカーを始め弊社でも蓄電池の採用率が高まっています。

例えば蓄電池の訴求を強化しているセキスイハイムでは2020年度の蓄電池搭載比率が72%、2年前から17ポイントも上昇している。

蓄電池の役割はまず発電した電力の有効活用である。

卒FIT(太陽光設置から10年を経過)を迎えたユーザが引き続き売電を望む場合、新規で売電契約を締結する必要があるが買取の電力単価がかなり下がる。

そのため売電するよりも自宅で消費したほうが得になります。
近年のFIT売電単価の下落を見ても蓄電池の需要はさらに高まることが見てとれます。

もう一つは【レジリエンス】としての役割である

近年発生する台風は大型化しており強い風によって電柱が倒れて断線するなど停電を引き起こす引き起こす原因となっている。
また2018年には地震によって北海道胆振での約295万戸が停電に陥った。

太陽光発電システムと蓄電池は、このような停電時に必要な機器としてニーズが非常に高まってきている。

弊社で導入させていただいた蓄電池や太陽光発電システムも、順調に稼働しており非常に優秀な数字を残しており、建築した側としてはもちろん胸を撫で下ろす一面もあるが、何より個人的にうらやましいです^^;

蓄電池はまだまだ過渡期と言う考え方も当然あるとは思います。
しかしながらそれを考えても導入するに値するエネルギー事情、そして災害事情等を考えた場合には導入を真剣に考えても良いのかもしれません。

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