第2回 家づくりは なぜ「資金計画」から始めるべきなのか?
こんにちは!代表の小澤です。
前回、家づくりはまず『資金計画』から始めるべきである、とお伝えしました。
その理由は
『家を買った後も、ゆとりのある生活をしていただくため』です。
この『資金計画』がしっかりしていないと、家を建てた後に、
・家を建てたはいいが、住宅ローンを払うためだけに必死で仕事をしなければならなくなる。
・自分の小遣いが減ってしまい、友達と遊びに行ったり、同僚や部下と飲みに行ったり出来なくなる・・
・家族で旅行に行くことはおろか、外食やちょっとしたお出掛けさえもちょっと我慢が必要になる
・子供のモノを買うことだけでいっぱいで、自分たちの買いたいものは我慢
・子供の進学のためや老後のための貯金が全く出来なくなる
このような状況に陥る可能性が高くなります。
実際、あなたの周りにも、こんな状態に陥っている人が、少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、賢明なあなたなら、こんな人生を送りたいとは思わないでしょう。
もちろん家を建てたすぐは、家もピカピカにキレイだし、マイホームが持てた嬉しさで多少のことは我慢できるでしょう。
しかし年月が経っていくと、その気持ちも変わり、不満が大きくなることは間違いないと思います。
こうならないためにも『資金計画』を、最初にしっかりと行う必要があります。
しかし・・・
先のことまで考えて『資金計画』を行ったはずなのに、あるいは住宅会社に『資金計画』をきっちり行ってもらったはずなのに、『資金計画』に、そして家づくりに失敗する人が後を絶たないという現実があるのはなぜでしょう。
住宅ローンの返済額が上がって生活がカツカツになり、支払いが出来なくなってしまい最終的には夢にみたマイホームに住めなくなるかもしれません。
なぜそのようなことが起きるのか?
その理由は、大きく分けて3つあります。
1つ目の理由は、
『土地と建物以外にかかる費用について、事前にしっかりと計算出来てない』ことです。
そして2つ目の理由は、
『大事なお金のことを後出しする建築会社が多いため、建物にかかる具体的な金額が把握出来ない』ことです。
最後に3つ目の理由ですが、
『その人にピッタリの住宅ローンが選べていない』ことです。
主にこの3点を理由に、『資金計画』に失敗することが多いようです。
ですから、そうならないためにも、次回はこの3点について、掘り下げてお伝えしたいと思います。